オタマトーンNeoの電池フタのネジを交換してみる
極たまにしか遊ばない演奏しないので
そう頻繁に電池を交換することはないが、
一応簡易ケースになりそうな物を見つけて収納している以上、
ドライバーを入れておく必要はある。
電池フタのネジには手持ちの精密ドライバー#0が適合し、
別途袋に入れて、さらにドライバーのシャフト部分には
水槽用のエアチューブを少し切って(これがちょうど直径)、
オタマトーン本体や他の接続ケーブルに傷かつかないよう入れておいた。
廻し易いが、10cm弱と多少長さがあり、何とか工夫できないかと考えてみたところ、
「キャップボルト」に換えれば楽なんじゃねーの、と思い
元々付いているネジの大きさを調べてみた。

こんなネジが付いている。
半ネジ?とかいうものか?
多分フタの厚みと実際のネジ穴までに多少長さがあり
フタの部分が痛まないようにしてあるものと考える。
実際、ネジの長さとしては約6mm。
ノギスで測ったネジ径は2.6mm(ピッチは不明)
このネジを以下のようなキャップボルトに交換しようという計画だ。
このネジに交換すれば、ミニ六角レンチが使用できて、
ケース内で場所を取らない、と考えた訳だ。

近所のホームセンターに行くと、
これと同じものは置いてなく、
M2.6の8mmもしくは10mmサイズしか置いてなかった。
ネットで買うかどうか悩んで結果、
結局8mmのやつを買って家に戻ってきた。
袋を開けてみると、自分の目を疑った。
あぁ、「10mmのやつが入っている」。
確かに8mmの方を手にしたつもりだったのだが、
取り間違えたか、同じ場所に10mmのやつが紛れてあったのかは
定かではないが、戻るのも面倒と思いとりあえず付けてみた。

こんな具合に実は、ネジ脱落防止のプラスチックワッシャーが
取り付けられているので、これを指でつまんで引っ張りながら
ネジを廻すとワッシャーが外れる。

ネジ穴の先が止まってないようで
10mm長の長いネジでも全部入ってしっかり留まった。
だが、やはり長すぎるのでネジは短くなければならない。
綺麗に短くする方法をネットで調べていたら、
圧着工具に簡易的なネジ切り的なものが
付いている場合があることを知り、
手持ちの圧着工具を確認すると、
幸いにもM2.6, M3, M3.5, M4, M5の5種類のネジ切りが付いていた。

まぁ、ダメ元でとりあえず試してみた。
必要な6mm長として、
刃が合わさる部分までの工具の厚さ3mm程度あったので
六角レンチでネジを廻し入れてから、
この厚みを考慮しつつ1mm程出っ張るようにした。
で、普通の力で工具を握ると
思っていた以上に簡単に綺麗に切れて、
おかげでネジ山の処理は不要だった。
切ったネジをもう一度フタに付けて、
ネジを締めてみると
思っていたとおりの感じでネジを締めることができた。
まぁ、最初から↓これが手に入れば、
こんな作業は不要である。

このマイクロキャップに適切な六角レンチのサイズは、
「2」または「T8」で、
精密作業用の六角レンチの部類に入ると思われる。
↓このタイプの六角レンチが手元にあり、
殆ど使ってなかったので単に有効活用したいがために、
わざわざ余計なことをしたというのが、
本音だったりする(笑)

でも正直なところ、
このフラッグ型レンチよりも、
精密ドライバーの方が
ドライバー本体を指先で廻せる構造になっているため、
元のネジの方が
実は利便性が高い気がするのは、
気のせいか・・・