空心菜水耕栽培のためのバケツ栽培容器を作る
ネットの情報のとおり、
空心菜の成長は早い。
双葉が出たと思ったら、
太い茎がズンズンと伸びて
あっという間に高さ5cmほどになった。

この容器は底が浅いので、
このままだとすぐに根が伸びて
容器からはみ出すと思い
早めに大型の水耕栽培容器を作った。
必要な材料は
- バケツ
- ザル
- 吸水布(PVA吸水クロス)
- 不織布 または 水切りネット
- バーミキュライト
- 結束バンド(耐候性のあるもの)
- 鉢底ネット
といっても、新たに買ったのはザルくらい。
後は、既に家にあったものを使った。
100均の12リットル?の黒いバケツ
を使ったものだが、
家にあるアクアリウム用に使っていたザルだと
寸法足らずということで
100均で直径30cmのザルを購入してきた。
当然サイズはピッタリ。
でも、このままじゃ栽培容器にはならないので、
絶対的に必要ことは
- お茶パックの苗を安定させる
- 吸水布を付ける
だ!
具体的には
- 鉢底ネットで ハチマキ状の小さな輪っか=囲い を作成
- バーミキュライト培地を囲いの中に作る
- 吸水布をザルとバーミキュライト培地に通す
となる。

上記を考えて行った作業の結果がこれ。
なぜ吸水布が必要なのか?
土栽培なら要らないが、
ザルの上に乗せたお茶パックを
水に浸かった状態にする必要はあるが、
ダイレクトに吸水せずとも、
関節的に吸水ができる状態であれば、
そこまでの水量は必要はない。
実際問題、
バケツの水を毎日満杯にはできないし、
日中出かけていたら足し水はできない。
毎日できる人はいいが、そもそも面倒だし、
水は対流していないので
当然バケツの下の方の水も給水させる必要がある。
そのためには間接的な培地を用意し、
(このケースでザルの上に敷いたバーミキュライト)
吸水布を這わせてやれば
毎日足し水の必要がなくなるという訳だ。

この角度だと、
火星人の足のようにも見えなくないが、
室内の野菜の小型の水耕栽培で必ず使う吸水布を
栽培容器に合わせて大型化した形となる。
実際の作業としては、
吸水布(40cmX30cm)を幅2cm程度に切り、
先にザルに通して
片方をバケツの底に着くようにしてある。
こうすればバケツに水が無くなっても
ギリギリまで吸水可能となるからだ。


また、風で飛んでいくことはないとは思ったが、
ベランダに出してある
ガジュマルの鉢が風で何度も倒れているので
一応気休め程度の風による外れ防止として、
ザルとバケツを大きなダブルクリップで留めてある。
直射日光が当たらないので、
徒長や虫付きの可能性があるが、
とりあえず実験として今年の夏は育ててみたいところだ。