バイオリンケースの底の出っ張ったやつを直す

2025-03-08

ヤフオクで手に入れた、

東洋楽器製の中古バイオリンケース。

新品で買うと3万円くらいするやつだ。

大きな外傷はなく、そこそこ程度はよい。

ただし鍵が付いていなかったが・・・

まぁ、付いていてもあまり意味がないので

特に困ることはなかった。

ケースをひっくり返してみると、

このプラスチックの出っ張りが1つ欠けていた。

これもなくても特に問題がなく、

ケースを横向きで立てて保管することもないので、

どうでもよかったのだが、

気にし始めたら、修理したくなってしまった。

(写真撮り忘れのため、其の物を示せない・・・)

この出っ張りのことをネットで調べてみると、

「底鋲(そこびょう)」というもので、

複数の通販サイトで

普通にセットで売られていることも分かった。

修理するには、

この底鋲の大きさが知る必要があるので

残っている底鋲の大きさを計って

色も似たようなものをネットで探して購入した。

5個入りで180円。

失敗した時のために2セット(10個)買っておいたが、

送料含めて合計450円くらいだった。

以前、一時だがレザークラフトにはまったことがあり

その際、カシメやホックなどを付けたことがあった。

当然慣れないうちは、潰してしまったり、

変形してしまったりして上手くできない事があったので、

多めに購入した次第。

材料と道具は準備できたので、

まずはケースのカバーを外すことにした。

カバーは本体にプラスのネジで数か所

留められていたので

慎重に且つ失くさないように

すべてをネジを外して

透明の小袋に入れて保管しておいた。

中古品なので

見た目酷い汚れはないものの

どうせなら洗濯してしまえと思い、

修理作業を始める前に、

カバーを洗濯ネットに入れて洗った。

しっかり乾いてから

修理の本作業に取り掛かれた。

当然1日じゃ終わらない。

底鋲の取り付けは、

基本的にカシメなどと似たような取り付け方なので

さほど難しいとは思ってはいなかった。

まずは不要な布で試し付けをしてから

カバーに取り付けたが、1回目は失敗

カバーに傷がつかないよう気を付けながら

工具を使って外して、再度挑戦し

何とか2回目で成功

下側の底鋲が自分で取り付けたもの。

一応取り付けた底鋲を指先で引っ張って

取り付け具合を確認してから

本体ケースへネジ留して

元に戻した。

画像じゃ、違いが分からないかも。

この手の修理、

カバン屋に頼むと結構な修理費用を取られる。

自分でやってみたい、できそうだ、と、

思うならやってみればいい。

底鋲を打つ工具があれば、

300円もかからずに直せるのだから。