参拝するには結構大変な妙義神社

2025-03-07

妙義神社

群馬県富岡市にある大きな神社。

実際、参拝してみて

結構体力が必要だと痛感した神社だった。

妙義神社に行くには

一の鳥居のほぼ目の前にある

「道の駅 みょうぎ (妙義物産センター)」

車を停めるのがよいと、

妙義神社の公式ホームページに記載されていたので、

その通りに道の駅に駐車した。

行った時には、

平日で天気が悪かったこともあり

駐車場には10台ほど車が停めてあった。

一の鳥居から早速、結構勾配のある参道。

山に登っていく感じだ。

石畳の参道の両脇には

宿坊、みやげ屋、食事処などが何軒かあったが、

宿坊を除くと営業しているのは

わずか2、3軒だった。

その参道を登ったところに、

妙義神社と記される本入口?がある。

この入り口の脇にも

数台停めれる有料の駐車場があり、

何台か車が停まっていた。

少しでも楽をするなら、

ここまで車で上ってくることができる。

そして、ここからが少しずつ上るのが辛くなっていく。

見てのとおり、石の階段には手すりがない。

この2つめの鳥居までは来るには、

壁を伝って体のバランスを取りながらか、

急な石段を一歩ずつ確実に上る必要がある。

ここからさらに上に行くには、

正面の石階段を上るか、

多少遠回りにはなるが

比較的勾配の緩やかな

横道を上るとい2つの選択しがある。

そんな案内があったが、

とりあえず滑りそうなゴツゴツした

石の階段をゆっくりと上ることにした。

上っている最中、

「足を滑らせたらどうしよう」と何度となく思ったし、

こんな時に余計なことも考えてしまうのである。

実際、

『滑ったらまずはカメラが壊れるし、

踏ん張り切れずに足腰をひねって

歩けなくなる』などと、

余計なことを考えることもあった。

※地面が濡れてなければ、

 そんなに危険な場所ではないです。

でも年配の人は

十分に気を付ける必要があるだろう。

未だ着かないのかぁ、と思いつつ、

また、手すりの無い石の階段を上っていく。

波己曽社(はこそしゃ)と呼ばれる社殿

目指すは階段の上。

一度座り込んで休んでしまうと

立ち上がるのが大変になりそうだったので

全身が汗ばみながらも、

立ったまま何度か立ち止まって休み休み進んだ。

上ってきた階段を見下ろすとこんな感じ。

ずいぶんと急な石の階段だ。

見てのとおり、ずいぶんと多くの落ち葉がある。

これが実に滑りやすいのだ。

ゆっくりと呼吸を整えて

慌てず上ると

ようやく本殿入り口の「降神門」に辿り着いた。

(入り口の内側ー山側から撮影)

実はここから、

さらに小さな階段をもう一つ

上らないと本殿には行けない。

これを上り切れば

ようやく目的の本殿に到着する。

柱の上には立派な黄金の龍が左右に一体ずついた。

龍だけではなく社殿全体の木彫りの装飾が実に見事だった。

自分以外に参拝者は2,3人はいただろうか。

乱れた呼吸を整えてから、お参り。

帰りは横道から下りていった。

それでも、ところどころ急な階段があったりして、

正面から来ようと横道から来ようと

大して変わりはしない気がした。

下るのは身体的には楽だったが、

上り以上に気は遣った。

何せ手摺が無いので

滑ったら、下まで落ちていくだろうと・・・

ゆっくり一段ずつ下りながら、

来た道を戻っていった。

曇り空で蒸し暑かったこともあり

駐車場まで戻った時には

全身が汗でビショビショになっていた。