チェロの練習用ミュートを買う
Amazonのサイトを色々見ていたら、
たまたまチェロ用の安い練習用ミュートを見つけた。
バイオリンを習っていた時は、
小さい割には重量がある「マイミュート」という
駒にネジ留め(直接ではない)するタイプのものを
使っていた。
結構な効果があったので、
チェロを入手した時に同じものを買おうとしたが、
8千円近くもしたので諦めていた。
このARTINOのミュート、
Amazonで2千円ちょっと。
効果なくても飽きらめられる値段だったので購入してみた。
ARTINOという台湾のブランドで、
チェロ用の練習用ミュートの型番は
”violoncello PM-02″というもの。


本体はこんなプラスチックのケースに入っている。


表面はラバーコーティングされているが、
所詮金属の塊なので結構重量はある。
Amazonのレビューに、
「ネジが飾りもの」みたいなことが書かれていたので、
実際ネジを外してみたところ、
片側がすんなりと外れたものの、
もう一方のネジが外れなかった。

ネジを回しながら裏側を見てみると、
留めてあるナットも一緒に回ってしまっていたので、
いくらドライバーを回しても、
ネジが外れないといった状態だった。
何とか外せないこともないが、
外したところで何をする訳でもないので、
ネジを締め直して元の状態に戻した。
実際に取り付けるとこんな感じ。

Amazonの他のレビューの内容のとおり、
駒の上からミュートの内側の溝に押し込むように装着するが、
なんとも中途半端な感じですぐに外れてしまいそうだ。
装着の際、
ミュートを駒に被せるようにする訳だが、
単に押し込むようにして力を入れてしまうと
駒の脚の部分(本体との接地面)が割れてしまう可能性がある。
だから、
弦の横から手を入れて、
駒の股の部分(駒のブランド名の下の弧の部分)を
親指で軽く押さえながら、
人差し指、中指、薬指の3本でミュートを挟むようにして
軽く押し込んでやると駒全体に不要な負荷がかからず、
装着できるようだ。
ミュートの効果はどうかというと
弦を指で弾く程度では、
その消音効果はさほど感じないが、
弓で音を出すと、
その効果をすぐに知ることができる。
ミュートを付ける以上、
本来のチェロの音を求めてはいけないが、
住宅事情を考えて消音を望むのであれば
このミュートはコスパが高いと思える。
ただし、個人の感覚の違いで
このミュートを付けても
音が大きいと感じるかもしれない・・・