チェロの練習用ミュートを買う

2025-03-08

Amazonのサイトを色々見ていたら、

たまたまチェロ用の安い練習用ミュートを見つけた。

バイオリンを習っていた時は、

小さい割には重量がある「マイミュート」という

駒にネジ留め(直接ではない)するタイプのものを

使っていた。

結構な効果があったので、

チェロを入手した時に同じものを買おうとしたが、

8千円近くもしたので諦めていた。

このARTINOのミュート、

Amazonで2千円ちょっと

効果なくても飽きらめられる値段だったので購入してみた。

ARTINOという台湾のブランドで、

チェロ用の練習用ミュートの型番は

”violoncello PM-02″というもの。

本体はこんなプラスチックのケースに入っている。

表面はラバーコーティングされているが、

所詮金属の塊なので結構重量はある

Amazonのレビューに、

「ネジが飾りもの」みたいなことが書かれていたので、

実際ネジを外してみたところ、

片側がすんなりと外れたものの、

もう一方のネジが外れなかった。

ネジを回しながら裏側を見てみると、

留めてあるナットも一緒に回ってしまっていたので、

いくらドライバーを回しても、

ネジが外れないといった状態だった。

何とか外せないこともないが、

外したところで何をする訳でもないので、

ネジを締め直して元の状態に戻した。

実際に取り付けるとこんな感じ。

Amazonの他のレビューの内容のとおり、

駒の上からミュートの内側の溝に押し込むように装着するが、

なんとも中途半端な感じですぐに外れてしまいそうだ。

装着の際、

ミュートを駒に被せるようにする訳だが、

単に押し込むようにして力を入れてしまうと

駒の脚の部分(本体との接地面)が割れてしまう可能性がある。

だから、

弦の横から手を入れて、
駒の股の部分(駒のブランド名の下の弧の部分)を
親指で軽く押さえながら、
人差し指、中指、薬指の3本でミュートを挟むようにして
軽く押し込んでやると駒全体に不要な負荷がかからず、
装着できるようだ。

ミュートの効果はどうかというと

弦を指で弾く程度では、

その消音効果はさほど感じないが、

弓で音を出すと、

その効果をすぐに知ることができる。

ミュートを付ける以上、

本来のチェロの音を求めてはいけないが、

住宅事情を考えて消音を望むのであれば

このミュートはコスパが高いと思える。

ただし、個人の感覚の違いで

このミュートを付けても

音が大きいと感じるかもしれない・・・