料理の安上がりレシピって、実は高くつく?
先日あることについてネットで調べていたら
食べ物が安くあるいは簡単に作れるレシピがあった。
少し気になったのが
干し芋の作り方。
買うと高いとのことで
レシピが書かれていたのだが・・・
読み進めていくと
かなり手間ががかかり、
電気代の方が高いんじゃないのか?
と思える内容だった。

ざっくりな手順はこんな感じ。
- 炊飯器で蒸すこと約1時間
- 適度にスライスする
- オーブンの天板に並べる
- 片面1時間焼く
- ひっくり返してさらに1時間焼く

材料のサツマイモの値段は安いかもしれないが、
オーブンを2時間も使ったら
結構な電気代がかかって結局割高になるし、
時間がかかり過ぎる。
それと簡単味噌汁。
味噌に乾燥野菜、乾燥わかめ、顆粒出汁を
適宜の量混ぜて保存しておけば、
10秒で作れることを謳っていた。
まぁ、確かにそうかもしれないが、
前段階で混ぜる作業が発生しているから、
その作業時間はかかっている。
まぁ、一度作ってしまえば早いのかもしれない。

普段、味噌に乾燥わかめ、顆粒出汁、冷凍ネギを
お椀に入れて味噌汁を作っている自分にとっては、
自分のやり方の方が明らかに楽だ。
さすがに10秒じゃ作れないが、
お湯さえ沸いていれば
30秒あれば十分だ。
さらにそばつゆ。
そばつゆが無い時は
醤油、砂糖、顆粒出汁でOKと。
まるで自分が発見したかのような
紹介の仕方だ。
これは高くつくわけじゃないが、
本末転倒の紹介と言わざるを得ない。
紹介している本人は、
それを理解していないようだ。
レシピなんてもんじゃなくて、
昆布やカツオ節などで出汁を取る代わりに
顆粒出汁を使っているだけで、
普通の作り方に準じているだけだ。
ライフハックしているつもりか?