譜面台の修理
結構前にねじ留ジョイント部が割れてしまい、
厚めの譜面(曲集)を置くとフラフラしていた。
折り畳みではあるが、
少し頑丈そうな重みのある
当然中国製の譜面台、
耐久性はないことはわかっていた。
修理をどうやってやるか考えるだけで
一切手を付けてないまま結構な月日が
経ってしまっていたので、
重い腰を上げてようやく修理に望んだ。
誰でも思いつくのが、
強力な接着剤を使う事だが、
ジョイントをねじ留するような箇所
つまり圧力がかかる部分に単純な接着では
すぐに剝がれてしまう。
だが、ダメ元で
”瞬間接着剤+重奏”
で、接着を試みたが
固まるものの耐久性がなく思っていたようには
硬化しなかった。
これは素材の材質によるものだろう。
スチールの上に
恐らくポリプロプレンかナイロン製の
ジョイントが被さっているので、
例えプラリペアを使っても思うような接着できない。
家の中のDIY用の箱や引き出しを開けて考えていたところ、
ちょうどよさそうなものがあった。
それが、これだ。

そう、ホースバンドだ。
ドライバーを使うねじ留タイプが
1個が偶然にも引き出しの奥の方に入っていた。
大きさ(内径)も丁度よさそうだったので、
譜面台のプラのジョイント部と
ポールの直径を測ってみた。
- ジョイント部の高さ 約45mm
- ポール直径 約16mm

ジョイント部の高さが45mmあったのが
幸いして下半分をホースバンドで固定したら
これがしっかり固定できて、
自分でもびっくりした。
当然ホースバンドのところで
ポールを固定するようにしているので、
ガタつきはない。
こんなに簡単にできるんなら、
もっと早くにやっておくべきだった・・・
ちなみに、このホースバンド
2~300円程度で手に入るから、
高いお金を出して
樹脂修理用の補修用品を買う前に試す価値はある。
ただ、壊れ状況にもよるとは思うが・・・